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生命保険と共済保険

生命保険と共済保険の違いとは

共済保険に加入する方が年々増えてきています。保険から共済保険に乗り換えようと考えている方も多いようです。保険から共済保険に加入した方々の理由は、圧倒的に「掛け金が安い」が挙げられているのです。次に「割戻金がある」「倒産などなく安全だから」という理由になります。


そもそも「共済」と「保険」の違いなんですが、保険にも共済にも死亡した時の保障や入院したときの保障、自動車事故や火災などに遭ったときの保障などが約束されています。


保険と共済の違いは「保険」は資格を持った募集人(生保レディーなど)によって「不特定多数の人たち」を対象に販売されているのに対して「共済」は「特定」の団体・職域・地域に限定された会員(構成員)を対象として販売されているのです。


生命保険と共済の違いですが、保険はタクシーでまた共済は電車やバスに例える事が出来ます。タクシーは個人で乗るので料金が割高ですが、好きな場所で降りることができます。一方、電車は多くの人と一緒に乗るので料金は安いですが、好きな場所に降りることはできません。


保険は個人が相手なので色々な融通が利きますが、共済は団体相手なので、個人の好きなように変えることができないのが現状です。保険と共済の違いは「個人」が相手か「団体」が相手かの違いになります。


共済といえば「国民共済」「県民共済」「JA共済」などが有名です。国民共済は全労災(正式名称:「全国労働者共済生活協同組合連合会」)、JA共済は農協の会員(組合員とその家族)のみが加入できる保険です。


一般の人たちが持っている「共済は掛け金が安い」というイメージですが、保険料体系が複雑な「保険商品」との単純な比較は出来ないのです。


共済は年齢や性差がなく一律の掛け金というのが、最も大きな特徴です。そう考えると若いうちは保険の方が安く、歳をとってくると共済の方が安くなるということです。


また、共済の場合は毎年返ってくる割戻金なども合わせると、保障内容や掛け金を考えた場合は、共済に軍配があがります。共済が急成長している理由は、掛け金が安いというだけでなく、保障内容が充実してきていることも大きいのです。


今までの共済は、加入している生保の保障に上乗せというイメージを皆さんはお持ちでしたが、入院や手術などの生活・生存保障が充実してきて、保障内容では通常の保険と変わりはありません。


10年定期保険など掛け金が大幅にアップする更新時に「共済」に乗り換えるという傾向が近年見られます。契約時の年齢の違いや保障に何を求めるかで保障額をどれくらい準備すればよいのかを判断しなければなりませんが、中年層以上の人にとっては、共済はお薦めです。


主要な共済保険の種類

JA共済
全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)が元受となっており、農業協同組合(JA)を窓口で契約できます。生命総合共済(終身共済、養老共済、年金共済、医療共済など)、建物更生共済、自動車共済などすべての保障分野をカバーしています。


全労済
全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)が元受となっており、全労済の本部や支部、銀行を窓口に加入できます。主要商品である「国民共済」は、一部のコンビニエンスストアでも加入を行っています。その他、JA共済同様の商品(生命共済、火災共済、自動車共済)があります。


生協系
厚生労働省の認可を受けており、生活協同組合法に基づいて活動が行われる非営利団体(生活協同組合)が元受になっています。


コープ共済
日本生活協同組合連合会(日本生協連)が元受となっており、取り扱いの生協店舗で申し込み、あるいは生協組合員への加入が必要です。生命共済、火災共済などがあります。また、全労済の商品を組み合わせたものがあります。


独立生協系共済
前記県民共済とは別に神奈川県に神奈川県民共済生活協同組合による「かながわ県民共済」があり、愛知県に愛知県共済生活協同組合による「ライフ共済」「生命共済」があります。


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